エコキュートは、最近では給湯だけではなく、いわゆる「オール電化住宅」を実現させる目的として、床暖房に対応しているエコキュートも発売されています。
ただ、注意しなければいけないのは、床暖房もエコキュートだからといって、使いすぎるのも光熱費の面でよくありません。
床暖房は、当然冬期ということになりますが、エコキュートの床暖房は日中も稼動する事を念頭に置いて設計されているので、夜間の蓄熱分だけを利用して床暖房をしようとすると、使用中に湯切れを発生させてしまうことも起こるようです。
一般的にエコキュートは、深夜に蓄熱する事でコストを抑えることが大きな利点なので、日中に蓄熱をするとコストが上昇してしまいがちになります。
しかし、エコキュートのヒートポンプは、電気を消費する通常のヒーターの3倍以上熱効率に優れているので、そんなに極端にコストが上がるという事もないと一般には考えられています。
ちなみに、エコキュートの床暖房で、メーカーが推奨している使用時間の目安は、部屋の広さが20畳くらいで1日8時間程度です。